
 ビットコインとイーサリアムの取引手数料、6か月ぶりの安値に下落
   要点
  ・ビットコインの平均取引手数料が6週間前の最高値から88%下落
 ・イーサリアムの平均手数料もわずか2週間足らずで93%下落
       
 ビットコインとイーサリアムの取引手数料は、
 最近の仮想通貨市場の冷え込みの影響で、
 6か月ぶりの安値となりました。
 
 BitInfoChartsによると、
ビットコインの平均手数料は4月はじめの最高値である
62.77ドルから約7.2ドルにまで下落。
わずか6週間で88%も下落したことになります。
 また、YChartsのデータによれば、
イーサリアムの平均手数料が
5月20日に記録した最高値である
72.21ドルから4.80ドルにまで低下しました。
これは2週間足らずで、93%下落したことを示しています。
 イーサリアムの取引手数料が
 急上昇したのは、
 イーサリアムを利用した分散型金融(DeFi)と
 非代替性トークン(NFT)の増加によるものと
 見られています。
 仮想通貨の価格が急落する中、
 オンチェーンのレバレッジポジションから
 撤退を急ぐトレーダーが急増したのも原因であると指摘されています。
 ■ネットの反応
 
 
 
 現在、ビットコイン価格が前日比やや下落中ですが
 イーサリアム価格は逆にやや上昇しています。
  
 インド中央銀行「仮想通貨提供禁止を国内銀行が適用するのは間違い」
   要点
  ・「国内銀行に対する仮想通貨の提供禁止規制は違憲である」とインド中銀が主張
 ・インド政府はかつて仮想通貨全面禁止の動きだったが、今は軟化している
       
 インドで、銀行が顧客に対し
ビットコインなどの仮想通貨の提供を敬遠している
とメディアが報じています。
 このことにインド中銀は5月31日、
  「銀行が参照している規制は
2020年3月4日に最高裁が
違憲と判断したもので無効となっている」
 
 と訴えました。
 それにもう一言
  「銀行や金融機関は
『2002年マネーロンダリング防止法』に基づいて、
アンチマネーロンダリング遵守や
デューデリジェンスの実施を行うべきである」
 
 と付け加えました。
 インドでは仮想通貨の法的な取り扱いについて
 各所で議論が続いています。
 2021年5月にはインド政府内にも
仮想通貨全面禁止に対しては
反発する動きが出ており、
政府が新たな規制委員会を立ち上げ、
仮想通貨に対する立ち位置を明確にしよう
という見解もあります。
  
 今回の記事のまとめ
 ■『ビットコインとイーサリアムの取引手数料、6か月ぶりの安値に下落』について
 ・ビットコインの平均取引手数料が4月頭の最高値から88%も下落
 ・イーサリアムの平均取引手数料は5月20日の最高値から93%下落した
 ■『インド中央銀行「仮想通貨提供禁止を国内銀行が適用するのは間違い」 』について
 ・インド国内で仮想通貨規制に対する議論が白熱
 ・その中、インド中央銀行は「仮想通貨提供禁止を国内銀行に適用させるのは違憲」とした
  
 ビットコインは未だ低調。
 イーサリアムもBTCの対抗馬として評価が高まっているとはいえ
 平均取引手数料は大きく下落したようです。
 イーサリアムがこの先、本当にBTCの時価総額を上回るような
 通貨になるのか。今後も興味深い展開が続きそうです。
 																																	   																																	
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